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ソイレントグリーンは現代日本の現実なのか?
十戒やベンハーなどの史劇で有名な俳優チャールトンヘストンが出演した1973年の映画ソイレントグリーン。
この映画を劇場でみたのは少年の頃であったが、あまりにも衝撃的な内容で実は今でもトラウマである。
2022年人口爆発で食糧危機に陥った未来社会が舞台、ハリィハリスンが書いた短編人間がいっぱいがもとになっている。
ウィキにもネタバレされてて申し訳ないが、
このソイレントグリーン、政府から支給されるビスケットのような食糧であるが実は人間の死体から生産されてることが最後に明かされる。
当時は実に衝撃的な内容であったが今また別の意味で衝撃を感じている。
あと3年、日本で食糧危機は起きないし人口爆発はありえないだろう。それは当たっているが、この映画にはもう一つ深い事実が隠されてる。
それは高齢者社会の未来だ、
ヘストンのソーン刑事の友人であった老人ソルは最後死ぬことを希望して安楽死施設へと向かう。
つまりこのソイレントグリーンの社会は老人が増え過ぎたため人口爆発にもつながっているという事実。
どうだろう?今の日本の現状に当てはまらないだろうか?
この急速な高齢化は2030年には65才以上が3人に1人の割合になるという。
高度な医療や介護サービスが進むなか、安楽死問題も発している。
ソイレントグリーンは決してSFの世界ではなく現実でなのかもしれないのだ。
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