卵かけご飯で侵略開始!

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卵かけご飯で侵略開始!

「リル……貴様にナイトの称号をさずけよう」 「ナイトって言うよりメイドな気がしますけど」 リルは着ているメイド服を指さした。 確かにリルはメイド服を着ておる。 しかし、妾はリルにナイトの称号を与えたい。 そして、妾を守ってもらおうではないか! この街に来た時と同じように! 「レベッカさん、全部口に出てますよ」 「なっ……!? 妾は言ってないぞ! リルに守ってもらおうなんて……」 「言ってるじゃないですか……」 「むぅ……」 「……それでこれからどうするんですか?」 「とりあえずこの世界を牛耳る予定じゃな……この世界を妾の箱庭にするんじゃ!」 「で、俺はそれを手伝うわけですね」 「そうじゃ! 否定権はないぞリル!!」 「まぁ、昔から貴方を助けるのは俺でしたね……」 「何か言ったか?」 「いいえ、なーんにも。 レベッカ様のおうせのままに」 「この世界は妾の箱庭にする事を今ここに宣言する!!」 「はーい……手伝いますよー」 まずは卵かけゴハン使ってこの街――宇都宮を妾の支配下にするのじゃ!
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