119人が本棚に入れています
本棚に追加
死神は常に腹が減っている
だから
綺麗な魂があるとつい食べたくなる
俺の腹が
鳴っている
「なら、条件を飲んで貰えるっ?」
イチ君は頷いた。
「ジョー君をイジメたりしたら。
トム君の命はないっ。」
「わかった」
「あと、キミの命。
今日までだからっ」
俺は黒い手帳をパラパラめくる。
「・・え」
「あと2時間。」
「このイチが殺されるとでも言いたいのか」
「うんっ。
だから、大事に生きなよ」
俺はその場を去った。
最初のコメントを投稿しよう!