65 ユーキ2
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「・・・・。」 「ユーキ・・ 父親のことは忘れろ。 お前と父親は違う。 お前は今や、誰をも笑顔にできる存在。」 イチの言葉が、あまり入ってはこないが。 俺は頷く。 「・・・。ああ。 イチ、ありがとうな」 「ちょとまて」 その言葉に振り向かず、俺は外にでた。 気がついたら、辺りはすっかり真っ暗になっている。 俺は、公園のベンチに座る。 疲れかどうも眠いので。 少し、眠ることにした。
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