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「アオイを・・アオイを殺したんだよ小野は!」
「アオイって・・
確か、僕に以前占いの相談してきた(第1話「万能になりたい」より)アオイちゃんか・・」
ユージの言葉を聞きながら俺は田島にいう。
「待て、俺はアオイを殺してなんか
!」
田島が、ユージの首に注射針を刺す。
ガクガク震える彼を俺は抱えた。
「それ、神経からやられていく毒。
その人、助からないよ。」
「・・田島・・。
ユージは関係ないだろ」
目を赤くして、俺は立ち上がる。
「小野、あんたの親友だろその人。
俺はアオイが大事だった。
だからあんたの大事な物も奪うことにしたんだ。
今日はこれくらいにしておいてやる。
次は殺す」
そう言い、田島が消えた。
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