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「・・・・」
「自分から死んだんだよ、キミはっ」
「そうか。」
「いい就職先があるんだ。
掃除屋としてのっ」
りーくんは笑っていた。
しばらくして。
豪邸の前にいた。
どんな金持ちが住んでいるんだろう。
ピンポーン
りーくんがインターホンを鳴らす。
【どなたですか】
冷たい殺気をはらんだ声だ。
「やあやあイチ君。
トム君いるかいっ?」
「若、お友達がいらしてます」
「りーくんだろう。
連絡は受けている。イチ、通してくれ。」
「はい。
俺は隣の部屋にいますから」
「ああ」
俺たちは通された。
「りーくん、よく来てくれた。
・・・その人は?」
「ああ、俺の友達でジョー君。
ねえねえトム君、急なんだけど彼を執事として雇ってくれないっ?」
「ホントに急だな」
「お願い。彼、仕事もないし家もないし家族もいないんだよっ。」
トムと言われた男は俺に近づく。
「ジョー、私の執事になるか?
最低限の衣食住、それから給料は保証しよう。
私のスケジュール管理からチケットの手配、掃除やら色々やってもらうが。」
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