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「嫌だなあっ、何いって」
「貴様から感じる血と死の匂い。
そしてその漆黒の心。
このイチは誤魔化せん。」
このりーくんとか言う男、ここから出してはいけない。
すると、彼は目を赤くして俺を見た。
「・・・俺の目を見てっ」
吸い込まれる感覚だ。
気がついたら、公園にいた。
「何で、公園に」
そこに、息を切らして走ってくる男がいた。
「はあ、はあっ。
もう大丈夫だからな」
小さな犬が、彼の手で嬉しそうにしていた。
彼は、今俺と話していたはずだが。
どうなっている。
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