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四話
そんなことがあったなと考えているとドアが開いて見えたのは背の高い男の人?
その人は電気をつけた。部屋は少しだけ明るくなったがまだ薄暗く感じる
でもそれより気になるのは
この人は何故"ひよっとこ"のお面をしているのだろうか?
怖かったがある意味怖さが半減いや、逆に怖いわ!何だこいつ?!
急に怖くなり顔をしかめるとお面の奴は笑いだした
「何がおかしいんだよ」
なるべく平静を装って話してみる
「随分、かわいいらしい顔をしてるね」
声からして男だとわかったそしてそのお面に反してイケボ
「あんたは、誰だよ?」
「君は、俺に興味があるのかい?」
はあ?!何でそうなるんだよ!
こいつは、頭がおかしい…いや、そもそもこんな所に監禁する時点でおかしい奴か
「教えてあげるよ、でもその前に…」
男は部屋の隅にあるバケツをとってきて俺の座っているパイプ椅子の横に置く
そして男は一度部屋から出た
縛られていなければここから出られた
男はすぐ部屋にきた
手には歯ブラシとコップそして男は、そのコップを隣にあるバケツに入れて一掬いした。
まさか…
「今から、歯磨きするよ~さあ、口を開けて」
あの汚い泥水で歯を洗おうとしていた
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