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一話
どうしてこうなったのかそれは数時間前に遡る
「ナツー!」
「ん?」
もう、授業が終り帰ろうとリュックを肩掛けていると後ろから声をかけられた
「帰るだろ!ならさ、飯食ってかね?」
「悪いけどパス」
「ええ!!!!何でだよ!!!」
金髪がやけに目につくこいつは進藤正良とにかく明るくてやかましいだが悪い奴ではないのでそんなに嫌いではない
「こら、正良」
そういいながら正良の頭を殴るのは仲島宗一
こいつはとにかく真面目だそして正良のストッパー
「夏広は用事があるんだよ無理に付き合わせるな」
「ぶー」
宗一の言葉に膨れる
「悪いな」
「いいよ、行ってこいよ」
宗一は笑顔でいった
「待ってるんだろ?」
俺は小さく頷いた
俺は、二人にまた飯を食う約束して走り出した
俺は、あいつに会いに行く
学校の前であいつが待っていた
「颯!」
そう言うと颯は手を振って笑うその優しい笑顔
俺、草凪夏広は前澤颯と付き合っていた
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