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[ クロワ ]の、育ての親は、[ ハニカル・バット・テルハム ]かもしれない。( 育ての親というか、上司とか。)
もし、[ クロワ ]が、[ スサストリス、マクシミリアン・ルードヴィヒ ]よりも、相当、年下だったら、
[ スサストリス、マクシミリアン・ルードヴィヒ ]の息子の可能性がある。
樹木以外の植物で生きているものを、クサ、と言い、樹木以外の植物で死んでいるものを、スサ、と言う。
焼物を作る粘土に、スサを入れた人間が、[ スサストリス、マクシミリアン・ルードヴィヒ ]だ。
たぶん、最初は、家畜小屋にあったスサを粘土に入れたのだろう。粘土にスサを入れると良いことがある。それは焼物が失敗しにくくなるということだ。
スサが焼けると灰になるが、焼物ではその先がある。備前焼には灰釉というものがあって、それは灰が融けて釉薬の代わりになるものだが、
おそらく、粘土に混ぜられたスサも、焼けた後の灰が融けて粘土を強く結合させるのだと思う。
ハニカル・バットの意味は、土を捏ねる蝙蝠、焼物を作る蝙蝠という意味だ。[ ハニカル・バット・テルハム ]は、[ スサストリス、マクシミリアン・ルードヴィヒ ]のもとで焼物を作っていた。
そして、[ スサストリス、マクシミリアン・ルードヴィヒ ]の共同王の、[ アムブロシウス・アミヌ・アダル ]は、
[ ウーテフリード ]という女性と結婚して、3人の子どもがいた。[ ヌエルト ]、[ クエルト ]、[ アエルト ]だ。
この3番目の息子の[ アエルト ]が王様をしている時に、[ クロワ ]は、門番をしたかもしれない。
[ クロワ ]は、オリエントで皇帝をした後に、[ アエルト ]の門番をしたのかもしれない。皇帝をした後に門番をするのは変だと思う人もいるかもしれないが、[ アエルト ]の人柄が良ければ、そういうこともあると思う。
そうでないと、[ アエルト ]を裏切って皇帝になったということになってしまう。
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