鮮烈な赤
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雨が降っている。 もう何日も降り続けている。 まるで僕と君を二人だけの世界に閉じ込めるかのようだ。 ...ああ、君との時間は楽しかったよ。 もうすぐこんな世界も終わりを告げる。 僕の腹部に刺さった包丁は、目の前にいる君が刺したものだ。 血は大輪の華ように広がっていき、地面を赤く染める。 ...ねぇ、顔を上げてよ。泣かないで。 そしてどうか、君が嫌いな僕を覚えていて。
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