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鶴見記者が 倒れている村人の様子を伺い「気を失ってるだけみたいです。。。。。けど この人たちです 私達を襲って来たのは」と
そこへ 神社より 宮司さんか? 数名 神社の人たちが現れて 一行を神社の中へ手招いて「あなたは昨日お見えになった記者さん よく無事じゃった さあさぁ そちらのご仁達もどうぞ」と言われて
皆 車より 降りて
神社の境内へ そして 社務所へと招かれました
宮司の方(恰幅のいい方がここの偉いさんか?)などと 御影石くん思っていると
横にいた鶴見記者が「こちらが崎御霊神社の石川宮司です こちらは 例の遺跡発掘調査にお見えになってるみちのく文化大学の 間宮教授と久城教授 あとは 助手さんの石原くんだっけ?」
「ああ いえ 御影石と言います ただの発掘のバイトですけど 宮司さん これはいったい何があったのでしょうか? こちらの鶴見記者が 僕らのプレハブに駆け込んで来たんですが?」と いきなり核心に訊いちゃう 御影石
それを嗜めるように 「こらこら 石ぃ それでは 宮司さんもわからんじゃろうが そうですねえ まずはこちらの知っていることからお話しましょう」と間宮教授 が言って
次は 久城教授が 昨日 発掘隊に起きたことを順次 語り また
外での発掘調査員が暴れ出した件 それをおさめた 御影石くんに確認とりつつ 話せば
石川宮司 「うむ なるほど では こちらに起きたことも話しましょう」と
鶴見記者と本牧カメラマンが取材で 崎御霊神社を訪問してきたところから 語り出します
「あなた方二人の取材 この青森域に旧くから伝わる宗教と言うか信仰と言うか 摩吽烏について 神社の言い伝えをお話して 我が神社の神守宝であらせられる 御霊様をお目にかけたんでしたよね」
とそこで また出てきた 「摩吽烏」と言う単語 知らないのが 御影石だけのため 「あのぉ質問です そのぉまぐうっていったいなんなんですか? 教授達や そこの鶴見さんも言ってたけど 俺 馬鹿だから そういうの詳しくなくて 教えて下さい」と素直に訊ねる 御影石
こう言うばか正直なところ 間宮教授が結構気に入っていて
「そうじゃな 久城くん簡単に教えてやってくれんかね うちのばか正直な石に」と言っては (笑)出されて
御影石 なんともばつが悪そうな顔をするも
「いやいや 普通の人なら 摩吽烏なんぞ知らぬわ ですよね石川宮司」
「はいはい この土地でさえも 知ってるのは郷土史家やら宗教関係者 はたまた まさに民俗学好きに大学教授くらいでしょう そのぉ御影石くん 気にしなくて構わんよ」
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