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明は俺を強く抱き締める
明の腕は微かに震えていて、心臓の音は速くて大きい
少し落ち着いた俺は拘束された手をゆっくりと動かし、なだめるように明の頬を撫でる
「…明っ、もう怒らないで」
俺は自分から明にキスをすると、抜かれかけた明のものをゆっくりと元に戻していく
「藍っ…」
「っつ、優しくして」
明は優しかったが、何度も何度も俺が気絶するまで行為をやめなかった
目が覚めると、明はいなくて…
足首には重くて冷たい鎖が繋がれている
窓から見える木漏れ日の庭には
もう行けないみたいだ
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