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あの人は手で俺の尻を撫で回しながら
貪るようなキスで俺を追い詰める
「ぅー」
気持ち悪い
あの人から逃れたくて、必死で
あの人の頬に爪を立て
ギッリ
強い力で引っ掻いた
気づいた時にはすでに遅く、あの人の頬にはくっきりと引っ掻き傷が残っていた
あの人は痛みに顔を歪めながら、頬を擦り
「っ引っ掻くとは猫みたいだ
ダメな猫には躾をしなくてはいけないな
主人に逆らうとどうなるか…教えてやる」
あの人はメイドを呼び耳打ちすると
あるものを持ってこさせた
得体の知れない物に怖くなり
「すみません、許して下さい」
そう許しをこうがあの人は、表情一つ変えず
それを手に持つと「口を開けろ」「うっぐ」
舌奥にそれを置き、俺に飲ませた
「猫みたいに一日中発情してろ」
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