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苦しさと気持ち悪さで大粒の涙が溢れ、顔を伝う
乱暴にされているのは数分のことなのだが、とても長く感じて
「げほっ、ぐぁ」
口から男性器が引き抜かれると、軽く嘔吐してしまった
鳥羽さんは俺の背中を優しく撫でながら
「ごめんね、でも俺のこと無視するからさー
次はちゃんと聞いてくれるよね」
と冷たい声で囁く
もう嫌だと助けを求めるようにあの人に視線を移すと、あの人もこちらに鋭い眼差しを向けていた
なぜかあの人から視線を外せなくて、見つめ合ってしまう
「ちょっと明…邪魔しないでよ、いいとこなんだから」
鳥羽さんのため息混じりの声で、やっと視線を外せた
あの人は顔を歪め、ゆっくり立ち上がると
「なんだか苛ついてきた、俺も入れろ」
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