short story~嫉妬~

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「そんなに怯えさせるつもりはなかった、続きは後にしよう」 「えー、もっと見たかったのに」 「黙れ鳥羽、要件はなんだ」 明と鳥羽さんの話は長くなりそうだったので、明に一言伝えて社長室を出た 赤く火照っただらしない顔を洗うためにトイレに向かう 軽く顔を洗うと、先程の鳥羽さんの顔を思い出して、 「明じゃないと、こんなにも嫌なのか」 明のことが好きなんだと改めて感じる 鏡の前でぼーっとしていると、腕を引っ張られて個室のトイレに連れ込まれる 「いやちょ、っつ」 壁に押さえつけられると、手で口を塞がれた 「ぼーっとしてると、レイプされちゃうよ」 そう言って笑うのは、鳥羽さんだった 俺は鳥羽さんの手口から外して、 「っやめて下さい、もう明の所に戻ります」 外に出ようとしたが鳥羽さんは押さえつける力を緩めない
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