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「冷たいなー、ちょっと意地悪したくなったわ」
鳥羽さんに首元のボタンを外されて、鎖骨の辺りを舐められたかと思うと、小さな痛みが何度か走る
抵抗すると、鳥羽さんはすぐに俺から離れて、個室トイレのドアを開ける
「はい、どうぞ」
「っ」
俺が出ると、鳥羽さんは含んだ笑いをして
「今日はおかしくなるほど、明に抱いてもらえるよ…いや明日の朝までかな」
そう言い残して出ていってしまった
明からの着信に急かされて、何をされたのか確認せずに服を慌ただしく直すと、社長室に戻った
社長室に戻ると明が心配そうな顔をして、待ち構えていて強く抱き締められる
「心配したぞ、長い間俺から離れるな」
明の過保護に呆れながら、明の背中を優しく叩く
「10分くらいしか経ってないよ、もう大丈夫だから」
何度も優しく声をかけると、明は渋々仕事を再開した
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