22. 安堵

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もう僕もそれくらいでは驚きも落胆もしない。 「そう言うと思った」 「来月…何月か知ってる?」 「来月?それくらいは…」 「12月だよね」 「そうだね、さすがにそれくらいは知ってる」 浩子は何が言いたいのだろうか? 僕はバカな頭をフル回転させて考えた。 「クリスマスまで」 「何?」 「執行猶予にする」 「俺は犯人か?」 「その時、どうするか考えてあげる」 「上からだなぁ」 「当然でしょ?すっぽかし犯」 「痛いとこついてくる」 「でも…」 「何?」 浩子は急に真面目な表情で僕を見た。
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