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この日、何事もなくお昼休みになった。
いつものように屋上で弁当を食べている
テルと純也と僕、
ごくごく日常的な風景。
ただそこに
トモキの姿がなかったことを除けば。
テルと純也が何やら音楽の話題で
盛り上がっていると
ふと後ろに気配を感じた。
トモキだった。
「コウ、ちょっといい?」
「え?どうした?」
「ここじゃ、アレなんで…」
トモキは僕を屋上の一番端に連れて行き、割と唐突に話を切り出した。
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