52人が本棚に入れています
本棚に追加
/86ページ
「えっほんと!?まじ!?おめでとう!!!!!!やったじゃん!!!!!!すごーい!!!!え、なんでなんで????!」
…ここまでじゃなくても、やっぱりこうゆう報告したらこんな感じで喜んでくれるよね??
「それで、なんで優來は私を避けてるんだと思う?」
「んー…もしかしたら、赤間先生と付き合ってるのはカモフラージュで実は猫山先生が好きだったんじゃない?」
「そんなまさか。」
「それはないっか。んーなんなんだろうね…」
ガラッ
「…あ、今日は猿美も残ってたのか。」
「あ、猫ちゃん〜。ふふふ。」
「なんだよ。気味悪い顔して。」
「ちょっと〜!乙女の笑顔を気味悪いってなによ!絶世の美女でしょうが!」
「Look in the mirror。意味わかるか?」
「は?わかるわけないでしょ。」
「凪々…鏡みて来いって意味だよ…」
「はぁぁぁ?」
「水田。猿美には話したのか?」
「うん…。他にね、相談したいこともあったから。ごめんなさい、ダメだったかな?…てか、ダメだよね。ごめんなさい。」
「別に隠しとけとも言ってないしな。いいんじゃねーの。」
…いいんだ。
「猿美、お前は猿みたいな顔してるけど、良い奴だからなんかあったらこいつの話聞いてやって。」
キュン。
「一言余計だっつの。」
「今日は送ってやれないから、もう帰りなさい。危ないから。」
「うん。帰る。バイバイ。」
「じゃーな。」
私達付き合ってる…。先生が優しいもん。
「どこがー???相変わらずじゃない??」
「なんかねー言葉の選び方とか表情が前となんか違う。」
「一緒だと思うけど…。」
最初のコメントを投稿しよう!