先生、先生、先生

ライバル

｢え、猫山先生と付き合えたの？｣

｢…うん。でもね、ほんとに好きで付き合ってくれたのかわからなくて。｣

｢良かったね！おめでとう〜｣

凪々にはまだ報告できないけど、優來にはできるし、相談もできる。

｢どう思う？｣

｢ そんなの私じゃわかんないよ〜。先生に直接聞いてみたらー？｣

｢それが出来たら悩まないよ…。｣

｢私、お腹痛くなってきたから保健室行ってくる〜。じゃあね｣

｢え？大丈夫？？ついて行こうか？｣

｢来ないで。｣

｢…え。｣

｢ついて来ないで大丈夫だから。｣

…なんか、もっと喜んでくれると思ってたんだけど。
なんか、終始棒読みだった感じする。

それから優來に相談しようと話しかけても、
お腹が痛いと言って保健室に行った。

｢あ、優來！｣

｢ごめん、お腹痛くて。ばいばいー｣

私何かしたかな？

私は先生のことも含めて凪々に話した。