ジャイブのバック

1/9
6767人が本棚に入れています
本棚に追加
/201ページ

ジャイブのバック

翌日、8時55分、ほぼ徹夜で椅子に座り、水菜を待つ。 「おはようございます。社長?もしかして徹夜ですか?」 目の下のくま…半分しか開いてない目、それだけで分かる。 「おはよう…。ちょっと面白いアプリ思い付いてさ。ついね? スケジュール言って…。」 眠そうな声で真が言う。 「……はい。15時から、HP作成とグラフィックデザインの依頼で打ち合わせがあります。それぞれ担当者が一名同席致します。 午前は何もありません。昼の食事は明後日に変更となりました。 14時まで眠って頂いていいですが?」 「じゃあそうする。14時に起こしてくれる?」 「畏まりました。」 奥のベッドに倒れ込む真を見送った。
/201ページ

最初のコメントを投稿しよう!