2、太宰治の生きた街・三鷹  

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 どういうことか説明します。  「太宰治文学サロン」で買い求めた「三鷹太宰治マップ」を見ると、現三鷹駅にほど近い狭い路地に、太宰の仕事場や行きつけの酒屋などが密集していたことがわかります。   地図に倣って、列挙してみましょう。 (1)「野川家跡」(山崎富栄の下宿先:現在は永塚葬儀社) (2)「小料理屋 千草跡」(太宰の1947年からの仕事場:現在はマンション) (3)「中鉢家跡」(太宰の1946年からの仕事場。ここで『ヴィヨンの妻』執筆:現在はマンション) (4)「うなぎ若松屋跡」(太宰が編集者との打ち合わせ場所にしていた屋台) (5)「田辺肉店離れ跡」(太宰の1947年からの仕事場。ここで『斜陽』執筆:現在はビル) (6)太宰横丁(太宰の通った小さな飲食店街。いきつけの小料理屋『喜久屋』もあった) 7eba8b95-56e3-4893-bd9f-7f65015191f6
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