2、太宰治の生きた街・三鷹  

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 そのあと、少し足を延ばして、太宰、そして太宰の尊敬した森鴎外の眠る禅林寺の墓地へ。  禅林寺は大きなお寺でした。生前から鴎外の近くで眠ることが太宰の望みだったといいます。  駅から徒歩約15分のところにそれはありました。  話には聞いていましたが、鴎外のお墓と太宰のお墓は、ほぼ対面の向かい合わせに建てられていました。  鴎外の方は、本名「森 林太郎」名で、太宰の方は、太宰本人は「太宰 治」名で、その横に寄り添うように、美知子夫人の眠る「津島家の墓」がありました。  最初、ボランティアガイドさんから、太宰の墓のみ津島家の墓とは別になっていることを聞かされていたのですが、実際に見ると、本当に近いので、なんだかほっとしました。 5d97e6f8-d72f-46fb-a372-26bb8d65d56c 98442d11-6198-4350-96f8-edbc694ff828
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