第三話 『草の庵』
7/7
読書設定
目次
前へ
/
830ページ
次へ
草の
庵
(
いおり
)
、という言葉が浮かんだ。 天を仰ぐ。 月の光が竹林にこぼれ落ちる。 あたりはしんと静まり返っている。 その様子に心が震えた。 時の止まった異世界に迷い込んだのではないかと。 ――この時のことは、思い出しても不思議でならない。 自分のしでかした大事にさいなまれるのは、半刻もしてからである。 心が壊れてしまわないように、何かが守ってくれたのだろうか。
/
830ページ
最初のコメントを投稿しよう!
745人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
72,412(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!