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~昼食時~
俺は授業終わるとすぐに購買部に向かった、普段は家で弁当作ってくるから行く必要はないし、今日も例外ではなく行く予定は無かった。
だが、あの声を聴いたからには確かめずにはいられない。
購買部のおばちゃんに聞くことにした。
『おばちゃん、今日メロンパンある?』
「ん?いや、なんか手違いがあってメロンパンは無いよ、その代わりクロワッサンを12個くらい取り寄せてね、勝っていくかい?」
『あ、いや…』
光『どういうことだ?』
『さぁ?』
分からない、ただ単に期限のとこが誤字かなんかで100年先の表記になって九くらいで他におかしなとこは無い。味について言及は今の今までいしてなかったけど別段おかしいとこは無かった。普通に美味しいし特別なものが入っていたわけでもない。でも、そう。
光『あの声・・・脳内に直接…』
そう、ただの誰かの発生した声でもないのだ。直接脳内に語り掛けるイメージで脳内に。。。
例えば、ある人の声を脳内再生すると脳内でその人がしゃべってるように感じることがあると思うけど、それのもっとかっちりした版みたいな…
しっかりと聞こえるんだ、でも近くに誰かがいてその人が言ってるということじゃない、本当に脳内でそう聞こえる、そういうアレなのだ。
『…』
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