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・・・・・・・・・・。
『ん?』
光『え?1分経ったよね?事故って…』
「おや、あんたたちここで何をしとる?」
『ん?お祖母ちゃんどっかで合わなかった?』
「はて、覚えはないが…
お前さんらも赤取神に何か用かね?」
『せ、せきとりがみ?!』
「うんだ、今から100年ほど前のちょうどこのころにな、ここで2人の男女が交通事故で無くなったそうで、その死にざまが実に妙で、2人は互いの血をなめるようにベロを出しながら亡くなったそうなんじゃ…
無論不思議なのはそのくらいで他は至って普通の交通事故。
じゃが、もともとここ一帯で祭ってた神の逆鱗に触れたせいか、それから毎年同じ時期になると交通事故が必ず起きるようになって、それを鎮めるためにこうしてその不思議な事故の血の遺伝を受け持つものの血を入れたトマトジュースを祭ってあるのじゃ。理由は分からんが、それをやってからは事故は一切起きなくなったからのう…
しかしついさっきそこで事故があっての…
はて、元の神様がお怒りなさったのか、その神と融合したとされている赤取神が逆鱗に触れたのか・・・は分からぬが…」
‥‥。
『これ。。』
光『この妙に真っ赤なのと、このドロドロってしたのって…』
『血?赤に赤足してより濃厚な赤になったってそういう!?』
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