七月五日

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 膝立ちの友香ちゃんはシャワーで手の泡を流すと、自らの胸に手を当てた。  指先が小さな乳頭を擦る度に、切なげな表情で唇を噛んだ。  僕は唾を呑み、その先を見守る事にした。見たかったのだ。そんな表情を。  友香ちゃんの……に限らず、実際に目の前で女性のそんな表情を見るのは十五年ぶりだった。  友香ちゃんは右手の中指を僕の口の中に入れた。舐めさせ、唾液を絡めとったその手が、生えたはずの毛が剃り落とされた陰部に向かう。  そのまま、水音を起てて中指は友香ちゃん自身の中に姿を隠した。  恍惚の表情。吐息。左手が摘まむ乳頭はピンと硬くなっていた。  立っていられないとばかりに友香ちゃんは座り込んで、足をM字に開いた。まるで僕に見せるかのように、本来は隠すべき行為を目の前で繰り広げて見せた。  僕の膨張したブツの先端から、液体が垂れ落ちていた。  
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