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同意すればこの気持ちは治まるのだろうかと考える必要も、間も無く僕は頷いていた。
「いいよ、でもゴム着けてね」
ベッドに行き、友香ちゃんは好きにしてと言わんばかりに横になった。
「あ、そうだ。言ってなかったけどお尻は無しね」
「そんな事するわけないだろ」
「それなら良いけどね」
ベッドの枕元にあったコンドームを付け、僕は大きく息を吐いた。少しばかり落ち着かせる必要があった。
まだ愛液で濡れた友香ちゃんの割れ目をかき分けるように、僕はこれまでにない性欲から解放されたがっている、鬱血した肉棒を挿入した。
「ん……」
少しばかり顔をしかめて声を漏らす友香ちゃんに、僕は慌てた。
「い……痛かった?」
「ううん、大丈夫。いいよ」
それから十秒もかからなかっただろう。
僕が性欲から解放され、垂れた精液を拭きながら、惨めな思いに駆られたのは。
「早かったね」
「溜まってたんだ」
「ちゃんと出してから来ないと」
「まぁ、でも約束だし」
そういって、僕は財布から三万円を出し、彼女に渡した。
一回三万、ゴム有り、ホテル代別。
そういう約束で僕は彼女を買ったのだ。
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