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第壱章 一人目の最強種族
あの時から100年たった。
黒霧の森と呼ばれる森に一人の魔術師が住んでいた。
年は15歳ぐらいの少女だった。(見た目からです)
黒霧の森は、その名のとおり黒い霧に覆われた森だった。
黒霧の森に迷い込んでしまったら最後と言われているのだ。
「今日は何をしようかニャ~?それにしても暇だニャ。そうニャ!
エルフを呼び出すニャ!」(エルフは妖精のことです)
少女はそう言うと、空に向かって手を伸ばしある呪文を唱えた。
「エルフ·リーゼル·フィルニャット!」そう呪文を唱えると、
猫耳の生えた妖精が現れた。
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「お呼びでございますかニャ?ご主人さニャ」
「暇なのニャ!遊んでニャ!」
「ダメですニャ!早く仲間を探して下さいニャ!」
「やだニャ!見つからないからいやニャ~!」
「そんな事言わないで下さいニャ~!猫属最強のキャトラさニャ~!」
そう、彼女こそが最強種族が一人猫属のキャトラなのだ。
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