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1人の年若き新人サラリーマンーー吉田 春樹(よしだ はるき)は午前0時半頃の暗い下町の夜道を歩いていた。
漆黒の夜空の下、街の街灯の白い光と一部の民家の明かりだけが夜道を照らしている。
今日は春樹が勤めている会社の上司に飲み会に誘われ、それに参加したのだ。
夕食を食べたり酒を飲んだり、仕事場の上司や同僚たちと楽しく歓談していた。
飲み会が終わったあと、いろいろあって予定よりも帰宅が遅くなってしまったのだ。
彼はとりあえず、急いで自宅に帰ろうと、足早に帰途を辿る。(彼の自宅はこの下町にある。)
ところが、彼はある光景を見てしまった。
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