憂鬱と快感

1/37
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/106

憂鬱と快感

#1 明るい部屋で目を覚ました どうやらテレビも電気をつけて寝てしまったらしい 仕事の疲れなのか、最近の木曜日の夜は気づいたら寝てるってのが癖になっている 決まっておかしな夢も見ているが起きてすぐに忘れはじめるから金曜日の朝には内容は白紙になる 実家にいた頃母親がテレビも電気もつけてイビキをかくさまを見て呆れていたが今となっては母親の気持ちがわかるようになった 歳をとると疲労感のおかげで光も音も関係なく寝てしまう 老化は心の成熟なんて言ってるやつがいたが年寄りの冷や水にしか聞こえない 老いていくのが人生、体力が劣化すれば心も萎える 若い時の勢いは愚かかもしれないがリスタートが標準装備 時間と体力があるのが若さの証拠 こんな事を夜明け前に思うなんて初老の階段を登っている事を痛感した
/106

最初のコメントを投稿しよう!