第六話 森林《もりばやし》くん!

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第六話 森林《もりばやし》くん!

 何度か生徒会が開かれていく中で、生徒会のメンバー同士、先輩後輩関係なく、仲良くなっていった。  ヒジョ~~~ッに、言い流れだ!  どこかのタイミングで、赤井さんと、もっとお近づきになれないものかと、悩んでいた。  やっぱ、赤井さんから見りゃ、僕なんかは、まだまだ子供。それに加えて、弟の同級生。そんな風にしか、見てもらえていないんだろうな~。  男として、恋愛の対象として見てもらえるようになるには、どうしたらいいんだろう?  僕は、そんなことを思いながら、今回の生徒会に出席していた。 「……それじゃ~、今日の生徒会は、ここまでにしましょうか! みなさん、お疲れ様でした~!」 「お疲れ様でした~!」  生徒会長の赤井さんの締めの言葉で、生徒会が終わり、それぞれ会議室を(あと)にする。そんな中、 「え~っと……、一年二組の森林(もりばやし)くん!」 「あ、はいッ!」 「ちょっと残ってもらえますか~?」 「あ、はいッ!」  と、赤井さんに呼び止められた。 ー 第七話へ、つづく ー
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