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クレイ
『はい、60分経ちました!試験終了!ペンから手を離してね。解答用紙と申請書を回収します……………。はい、お疲れ様でした!』
キリトス
『おわっだぁ~』
ラアリクル
『ふぅ……疲れた…』
クレイ
『ふふっ、本当にお疲れ様!感触はどうだった?』
ラアリクル
『いやぁ最後の方の問題が、難しくて…』
キリトス
『俺も~。めっちゃ悩んだ~』
クレイ
『なるほどね。さて、この次の実技試験はどうするの?一旦休みを挟む?』
キリトス
『う~ん……頭使ったから小一時間くらい休むか?』
ラアリクル
『そうだね、少し休憩をしようか。実技試験でも頭は使うからね』
キリトス
『あ~、そんなこと考えてたらお腹空いてきた~!なんか美味しいもの食べよう!!』
クレイ
『だったら、オススメの美味しいお店を紹介しようか?』
キリトス&ラアリクル
『!!』
この言葉に二人は目を輝かせて、話を聞いた
お店の場所はギルドから程近いところにある、
『カロイスティアトーリオ』という名の飲食店だ
長い店名なので縮めて『カティアリオ』と呼ばれている
ここらでは、お高めのところらしい
正直言って、学生が気軽に行けるお店ではない
が、しかし!
ギルドカードがありギルドと提携しているので、半額で食べることが出来る!
たが、半額になるといってたくさん注文し過ぎると結局は、痛い目に会うことになるのでやっぱり注意が必要なのだが
そんなこんなんで、懐具合と相談した結果次にオススメの飲食店
『マイギリスト・スティーリィ』というお店に決まった
このお店は、ここら周辺の家庭料理を専門にしている
家庭料理専門なので、お値段も庶民的だ
さっそく、行ってみることにした
こちらのお店も、ギルドから程近い場所にある
昼時とあってたくさんの人達が来ているようだ
外見は、海外にありそうなカフェテリアを彷彿とさせるデザインで、色とりどりの花が至るところにありとても華やかである
店の外にもテーブルがあるがあり、いろいろ話し声が聞こえてくる
ラアリクル
『おぉ~!いい感じのお店じゃん!』
キリトス
『そうだな!やっべぇ、めっちゃ美味しそうな香りがするんだけど!』
こちらが近づいて行くと、店員が気づいてこちらに向かってきた
店員(男性)
『いらっしゃいませ!ようこそ『マイギリスト・スティーリィ』へ!2名様ですね?こちらへどうぞ!』
なんとも清々しい笑顔で案内してもらった
店員(男性)
『本日のオススメは、今が旬の魚と野菜を使ったスープ『ズッパディベルティ』です。お決まりになりましたら、お声掛けくださいね』
そう伝えると次のお客さんの方へと、向かっていった
キリトス
『さぁ~て、何食べようかなぁ~♪』
メニュー表を見ると、美味しいそうな料理がズラッと並んでいる
ラアリクル
『うーん、どれも美味しそうだなぁ~迷う』
キリトス
『決めた、俺このスパゲッティ食べる!』
キリトスが指差したのは、いかにも辛そうなソースがかかっているスパゲッティだった
ラアリクル
『うわぁ~、めっちゃ辛そうじゃん……。じゃあ、僕は本日のオススメ『ズッパディベルティ』にしようかな』
キリトス
『店員、呼ぶよ。注文お願いします~!!』
キリトスが大声で言うと、店員が気づいてこちらに向かってきた
さっさと注文を終わらせ、さっそく実技試験の作戦会議を始める
キリトス
『さて、実技試験はどうやって戦うかねぇ』
ラアリクル
『クレイさんの話しだと、ガウスさんと一緒に戦うみたいだし連携してくるだろうから、こっちもいつもの連携を組んでいこうと思う』
キリトスとラアリクルが、飲食店に行く前にクレイから次の試験について捕捉説明を聞いていた
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クレイ
『あ、そうそう!次の試験だけどね、一人一人戦う?それとも、二人一緒に戦う?』
ラアリクル
『僕達は、急ぎの旅をしているので本当は一人一人戦ってみたいのですが、時間がないので二人一緒に戦います!』
キリトスもラアリクルの言葉に頷く
決して、自分たちの役目を忘れたわけではない
クレイ
『そっかそっか!わかった、それじゃあ私もガウスと組んでお相手するから!これでも、私達は現役の冒険者だからね、試験とはいえ手加減はしないよ?』
キリトス
『はい、もちろんです!よろしくお願いします!』
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という話をした
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