いざ、王国へ!~ラグ村編~

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いざ、王国へ!~ラグ村編~

キリトス 『おぉ~!着いたぜ、ラグ村に!』 ラアリクル 『よし、とりあえず宿屋を探して、それから今後について考えることにしよう』 キリトス 『そうだな。ダートズ山脈の道がどうなっているか分からないし』 ラグ村はトリアスクと王国をつなぐ中継地で、ダートズ山脈を越えてくる人々や越えていく人々が休んだり、情報収集する場所でもある ラグ村は、村というよりは小さな町と言った方が正しいだろう 建物は基本レンガで造られており、至るところに美しい花々が咲き並び、青空に樹木の緑が映える綺麗な町である キリトス 『あ!あれが宿屋じゃない?宿屋の看板があるし』 ラアリクル 『そうみたいだね。さっそく部屋が取れるか聞いてみてくれない?どうやら、ここの宿屋でダートズ山脈の情報を見れるらしいから、僕はそっちの方に行くよ』 キリトス 『分かった!』 宿屋の少しコジャレた感じの扉を開けて中へと入る 受付嬢 『いらっしゃいませ!ようこそラグ村へ!』 中は、いい感じのバーの様な造りになっている中央に大きい木製のテーブルがあり、 テーブルには現在のダートズ山脈についての 情報がホログラムによって写しだされている 壁には四季折々のダートズ山脈の写真が、たくさん貼られさらにバーの様な雰囲気を醸し出していた キリトス 『はじめまして!あの、今日泊まれますか?』 受付嬢 『かしこまりました!現在の予約状況を確認しますね………はい、現在2階に空きがございますのでお泊まりになれますよ!』 キリトス 『あ、じゃあお願いします』 受付嬢 『何名様でしょうか?』 キリトス 『2人です』 受付嬢 『かしこまりました、2名様ですね。2階の208号室へどうぞ!』 キリトス 『ありがとうございます』 受付嬢 『どうぞ、ごゆっくりお休みくださいませ』 そう会話を交わすと、受付嬢から部屋の鍵をもらった キリトス 『お~い!ラアリ!部屋取れたよ~』 ラアリクル 『ん~、オッケー!』 キリトスが部屋の予約をしている最中ラアリクルは中央のテーブルに映るホログラムを見ていた そこではダートズ山脈の様子を何人かが真剣な眼差しで見ている キリトス 『どんな感じだって?明日には、行けそうか?』 ラアリクル 『うーん、それがさ今通行止めらしいんだ』 キリトス 『えっ!マジか…なんで通行止めになってるんだ?』 ラアリクル 『それがさ…なんでもグリーンゴブリンの群れが、道を塞いでいるらしいんだよ。どうして塞いでいるのかも原因不明で、今討伐・調査隊が向かっているんだってさ』 キリトス 『うーん、そっかぁ。早く届けたいんだけどなぁ。仕方ないね』 ラアリクル 『そうだね。今日はゆっくり休むとしよう!』 そう結論を出して、ふかふかのベッドでゆっくりと休むことにした
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