月影のダリア
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ダリアがバスルームを出ると暗い吹き抜けのホールにぼんやりと人影が見えた。 ロレナだった… 先程までとは別人の様に無表情なロレナがひっそりとそこに立っていた。 二人の視線が無言のまま絡み合う。 そしてその場を支配しているのは沈黙と言う重々しい空気だった。 言いたいことは分かってるわ… 心の中でそう呟くとダリアは母親の横をすり抜けてそのままホールの階段を二階へと上がって行った。
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