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「ここ?」
唇をあわせたまま、彼女に聞く。余裕がない様子の彼女は何も答えない。
「ここじゃなかった・・・?」
ちょっと笑いかけて、彼女の敏感な突起を指でさわさわと触る。濡れているお陰で指が滑らかに動く。
「あっ・・・!」
彼女の腰が引くのが分かったので、そのままグッと抱き寄せる。
「ここ?」
「い、やぁ・・・」
「気持ちいいとこ、ここじゃないの?」
「あぁ、んんっ・・・!」
わざと。
わざと敏感な突起を撫でながら彼女に聞いてみる。彼女の腰がオレから逃げようとするけど、彼女の両手を掴んでいた左手で咄嗟に腰を引き寄せる。
「ここじゃなかったか」
「まっ、待って・・・」
「何を?」
「あ、ん、ぃあ・・・」
必死にオレのシャツにしがみついてくる彼女の言葉にわざと分からないふりをする。刺激していく指のリズムに緩急を付ける。自由になった両手でオレのシャツにしがみついたまま、彼女がオレの肩に額を当てる。そういう余裕のないところも、いちいち可愛い。
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