かけがえのない妹

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私の名前は『沙耶香(さやか)』、23歳で市立病院の看護師の仕事をしている。 私が看護師になろうと志したのは、他でもない2歳年下の妹の存在があったからだ。 妹の名前は『結香(ゆいか)』、妹は交通事故に遭って右足を切断している。 この交通事故以来、私は妹に対して後ろめたい気持ちがあって、ずっと気持ちが晴れない日々を送っている。 私の心は、出口のない闇の世界をさまよっているような感じだ。 それは、忘れることができない5年前の出来事だった。
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