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僕が今から向かうのは【クルーツェオの杖屋さん】と【キルフェのアニマルショップ】
まずは、杖屋さんから向かう
ペットを飼う時には自分の杖でペットと契約の呪文をかけなければいけないから
(契約の呪文と言っても、ペットが居なくなった時に魔法をかけて探し出せるくらいだけど。)
杖屋にいくとしても、少し入り組んだ道を行かなきゃ行けない
迷い込んだ魔法を使えない人達に杖が渡らないようにするために、魔法で何重にも防護壁のようなものができているのだ
簡単なのはハーピィに頼んでいく方法
今回はハーピィに頼むことにした
通りの中央にいるハーピィに声をかけて水晶に手を触れる
反応があるかないかで魔法が使えるかを判断するんだ
ハーピィの背中に乗って杖屋へ向かった
【クルーツェオの杖屋】
「こんにちは、、
あの、杖を買いに来ました」
「いらっしゃい、よく来たね
んー、じゃあ手を貸して?」
「手、ですか??」
そういって手を差し出すと店主のクルーツェオさんは自分自身の杖を僕の手に当てる
すると、よくあるゲームのステータス画面のようなものがぱっと目の前に浮かんだ
「んー、
ニワトコの木にヒュードリューの尾羽32センチ
かな?
じゃあ少し待っていてね」
そう言って奥へ行ってしまった
「杖はね、その人の特性をすごく反映するのさ
手にした時に色んな生物が現れてその杖に宿る、
君はどんな子に巡り会えるかな?」
そう言われ杖を渡された
受け取った瞬間、あ、これだって思った
軽く握ると目の前に小さな竜巻が現れて、それが止むと小さな精霊が現れた
精霊は僕の持っていた杖に触れると消えた
「おお!精霊か!なかなか珍しい
精霊はとても強い、素質がある人にしか現れないし滅多に来てくれないんだ
あ、お代は4金貨だよ」
金貨を支払い僕は杖を手に入れた
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