Second magic

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僕達を乗せる大きな列車は 山をいくつも越え、そして大きな河を跨いだ また、大きな河を跨いだ時その先に広がる新たな世界に僕は胸を躍らせた 「ねぇ!あれって!!」 「あぁ、あれがこれから僕達が学び、暮らしていくフレイデント魔法学校だ この世界の魔法学校の中で1番の歴史と実績がある」 「そうなんだ!! 楽しみだなぁ!」 目の前に広がる大地に佇む歴史を物語る学舎は僕達を歓迎してくれているかのように凛々しくそびえ立っていた しばらくして、学校最寄り駅に着き僕達は列車から降りた 荷物は魔法で先に学校に転送されたようだった 駅から出てすぐに学校へと向かうための馬車が来ていた ただの馬車ではない ペガサスがひく生徒送迎車だ 学舎の周りは厳重な魔法で守られている そのため、見えない壁や湖で囲われているのだ 中に入れば湖もそのほとりも広大な草原の大地も見えるのだが、まぁ、外敵除けらしい その湖を越えるためにペガサスの馬車で向かうらしい 生徒がみんな乗り込みそれぞれが飛び立つその光景は本当に言葉で表しようがないほど感動的なものだった
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