違和感

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 ピピピ ピピピ ピピピ 今日も、携帯のアラームとバイブの振動で目が覚める。寝ぼけ眼でアラームを止める。そして、時間を確認する。11月17日6:30。今日は夢を見た覚えはあるが、内容までは覚えてない。特別気にするほどではないってことだ。身支度をしてリビングへ行く。 「あら、とりあえず早起き3日目ね。これで終わらないといいけど。」 「余計なお世話だよ。」 「ご飯できてるからどうぞ。」 「いただきます。」 TVでニュースを見ながら朝食を食べる。今日も殺人事件など血生臭いニュースが起きている。しかし、こんなにも毎日のように何かしら事件が起きていると、身近でない限りいちいち心が動かなくなってしまっている。自分は冷たい人間なのかなと考えつつも、きっと世の中みんなこんな風に麻痺していっているのだと言い聞かせている。  そして、今日も期待を持ってそして東條に謝るために、始業よりは早い時間に登校する。これで、また学校着いた途端に寝てしまうようなら話にならないため、昨日以上に意識を張っていた。
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