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第二章 初めてを俺と その2
アキヒトがサッと口を濯いだ後ベッドに戻る。
ハルカさんが恥ずかしそうに、布団にもぐりこんでいた。
“可愛い。”
その姿が死ぬほど可愛くて、アキヒトは身もだえした。
この顔が見られるなら、苦いのだって我慢できる。
「ね、ベッドの下の引き出しにローションが入ってるから
それ使って。」
ハルカさんの指示通り引き出しを開け、
未開封のローションを取り出す。
“使いかけじゃないんだ。”
ちょっとした事だけど、嬉しかった。
「さて、ハルカちゃんの初めてをいただきますかね。」
アキヒトが言うと、
「なんや、おっさんみたいやで。」
と呆れたように言われる。
「僕のほうが8つも年上なのに、リードされとるし恥ずかしいわ。」
ブツブツ言っているのを無視して、
アキヒトは自分の指をハルカさんのヒップに滑らせていった。
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