第五章 繋がるからだ その3

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第五章 繋がるからだ その3

アキヒトが自分の中に入ってきて、 ハルカはやっと一つになれたと感じていた。 耳たぶを噛まれて「すげえいい。」と囁かれると それだけでまた達しそうになる。 「いいの?」 うわごとのように聞くと、 アキヒトが頷いてハルカをぎゅっと抱きしめたあと 前をしごき始めた。 「ああ。」 良すぎて泣きそうになる。 ハルカは自分の中が 再びけいれんしはじめたことに気付いていた。 「あかん、アキヒトっ!」 このままだと、また自分だけ達してしまう。 「動いていい?」 アキヒトに聞かれて頷いた。 「ええよ、来て。」 こちらを気遣うようにゆっくり動くアキヒトが じきに自分の中に発射するのを ハルカは全身で感じていた。
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