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第六章 初めてのあとで
「これでハルカさんの初めては俺のものですね。」
コトが終わってアキヒトが
「重いからイイよ。」と
遠慮するハルカを無理やり腕まくらしながら言う。
ニヤニヤしていたその顔が憎めなくて、
ハルカはおかしくなった。
「ハルカちゃん初めてなのに感度が凄いんだから。
おじさん参っちゃったよ。」
「もうやだ!」
いつまでおじさんキャラでいく気か知らないが、
なんだか嫌いじゃなかった。
「おじさんすごいから開発されちゃった。」
ノッていると、
「ハルカちゃん、ごほうびのチューしてよ。」と言われる。
どこかで誰かに言われたセリフだと、
翔喜を思い出して吹き出した。
「どっかのアホなホストみたいやんか。」
と言いながらキスをする。
「ハルカさん、好き。」
「僕も好きや。」
二人はぎゅっと抱き合うと、そのまま眠りについた。
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