『いなくなった私へ』辻堂 ゆめ 先生

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『いなくなった私へ』辻堂 ゆめ 先生

キャラクター(主人公) ★★★ キャラクター(サイド) ★★★★ 共感度         ★★★★★★ ストーリー       ★★★★★★ ミステリー性      ★★★★ 驚き          ★★★★★★ 勉強になる表現・文章力 ★★★ 2019/7/5 大学卒業前に、このミス大賞を受賞された作品です。私も学生デビューを夢見ていたのですが結局叶わず、、、私は予選も突破できないのにいったいどこにそんな差があるんだ!?と、嫉妬の殻を打ち破って図書館で一番最初に借りました。 斬新な発想というのが、大きな差でした。選評でもそう評価されていましたが、多分誰も考えつかない。非現実的ではあるものの、ちゃんとミステリーとしてのトリックも成立している。全ての真相が明らかになったとき、『その非現実的な現象の動機』に非常に感銘を受けました。読み終わってから数ヶ月経ちましたが、今でもあの作品は良かったなあと思えます。 私には主人公よりもサイドキッカーが魅力的で、その男子学生に恋をしながら読み進めていました。本を読んだその日、夢にその男子学生が出てきたぐらいです! 本当です! ミステリーがテーマでも、穏やかでときどきドキッとするような恋愛要素があるのがいいですね。
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