前書

1/1
52人が本棚に入れています
本棚に追加
/212ページ

前書

 この小説は、  『隣の遠野さんから義理チョコ三年』  『続 隣の遠野さんから義理チョコ三年』 に加筆訂正の上、最後に新しいストーリーを加えたて一篇の長編にまとめたものです。  挿絵などのタイトルは旧作のままになっています。  ご了承下さい。  なお  『隣の遠野さんから義理チョコ三年』 の際には、mayuさん、いーすとばーりぼーさん、おもちうさぎさん、 けいたんさんの四人からページコメントを頂きました。    『続 隣の遠野さんから義理チョコ三年』 の時には、三人の方から、レビューを頂きました。  正直、二作品ともあまり反響はありませんでしたので、最後まで続けられたのは、みなさんの励ましのおかげです。  厚くお礼申し上げます。  以下、レビューについて、一部省略の上、再掲載させて頂きます。   夢迷さん  「二人の間に大きく立ちはだかる18歳差という障害。それを乗り越えていく物語がとても惹き付けられるのは、松山君の言動の数々に共感するからだと思いました。  自分にもかつてこんな純粋な気持ちがあったはず…と思わずにはいられません。 いつの間にか、読みながら二人を応援していました。   読ませていただき、ありがとうございました。いつか続きが読めますように(^^)」 東本良英さん  「山田洋次監督が映画化したらピタリとハマりそうな作品です。  奇をてらうことなく真っ向から人間を描くという姿勢が素晴らしい。  エブリスタには他に無い唯一無二の空気感ですね!」 ツヅキミトさん  「高校3年生は、大人か? 難しい。  結婚も、夢の範疇を出ないだろう。  遠野さんは、結婚が現実となって迫ってくるお年頃。イラつく気持ちがよくわかる。   松山くん、純粋で、可愛い。だけど、彼が2人のことを考えれば考えるほど、 遠野さんは、イラつく。  わかる、わかるよ。私も藤岡弘と納谷悟朗が落ち着くから……。  でも、なんとかしようと思う、なんとも出来ないのに待てないーー。  それが、正しい若さってやつで、逆にまた、 それがなきゃ、二人は一緒にいられない。 どんな風に二人が添っていくのか、  この先の、松山くんの成長も楽しみだ。  
/212ページ

最初のコメントを投稿しよう!