C×Cレイン 00×大雨

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 彼は早鐘のように鳴る鼓動を感じとったのか、ふっと笑って蜘蛛のように手を這わせて右肩をつかみ、くるりと私の身体を反転させた。  つ、と間を空けずに冷ややかな指先が背骨をなぞる。  脇腹の辺りからゾクゾクと熱が這い上がり、その熱はやがて身体の芯に到達する。  そして――。
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