わざわい
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わざわい
ある晩のこと、空からオレンジ色の火の玉が落ちてきた。 その巨大な塊はポトンという感じで降ってきたのだが、辺り一面を焼き尽くし、多くの人が亡くなりたくさんの建物が廃墟となり真っ赤な草原を作り出した。 あとからわかったことだが、火の玉の原因は、大男が恋人といっしょに楽しんでいた線香花火の最後だったらしい。
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