第4章 俺の事好きだよね
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上野陽色は、私の顔を正面に向けた。 見つめ合う私と上野陽色。 その瞳に、吸い込まれそうになった。 だから何?なにやってんの?私。 頬が赤くなった。もう。だから…… 「だから、嫌い。」 「えっ?」 「私の心を持て遊んで。」 「持て遊んでなんかいないよ。」 上野陽色は、慌てて返事をした。
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