第4章 俺の事好きだよね

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「朝菜とは付き合ってない。誰とも付き合ってないよ。」 上野陽色の胸がドキドキしている。 それと一緒に、私もドキドキしている。 「まったく利恋ちゃんは。天の邪鬼だな。」 「えっ?」 「俺の事、めちゃくちゃ好きじゃんかよ。」 上野陽色が嬉しそうに、私を抱きしめた。 「違うってば!嫌いだって!」 彼の腕の中で、ポカポカと胸を叩いた。 「はいはい。」 上野陽色は、余裕で私に、キスを落とした。 ―END-
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